う 日曜日にチェ・ゲバラの娘さんアレイダ・ゲバラさんの講演会に行ってきた。場所は広尾のJAICA、ここの前には日本の各都市を回り、父ゲバラが革命後日本に訪問したときに行った広島などにも訪問したそうである。
一緒に行った友達などはかなり退屈していたようであったが、自分はそれなりに満足できた。それは彼女の口から聞けた来日当時のゲバラ視点での日本の状況とか、被爆地広島を見てのアメリカに対する彼の感情等あの場でアレイダさんからしか聞けない話に非常に興味をもてた。
講演を聴いていろいろと考えさせられる事が多かった。そういえば何で日本って原爆落とされたアメリカとこんなに仲がいいんだろう。。。 よくよく考えてみれば、第二次世界大戦、日本が口火を切ったにしろ
、終盤もう戦う力も残っていない日本の、それも市街地に2発も原爆を落
とされてるのに、我々日本人はアメリカが好き。我々の周りからは「私はアメリカを許せない」なんて言葉は耳にしないし、もちろんメディアを通じても聞かない。逆に「戦争はもうしちゃいけない」とか
、非難ではなく反省の言葉しか聞こえてこない我が国、日本をちょっと不思議に思
った。なんか骨の髄までアメリカにコントロールされてる気がす
る。
そのような日本の状況に彼女たちはキューバから警笛を鳴らしてく
れてくれていた。今でもアメリカと戦っている彼女たちの視点に非常に興味を持てた
し、気づかされた気がした。 会場で売られていた本にあった彼女のコメントが印象に残る。
「今、日本人に必要なアメリカ化しない生き方」