年末、九州に行った時にお世話になった手島邸の友人が東京に遊びにくるとの事、ランチのお誘いがあった。いいところに連れて行ってもらえると胸を躍らせ、待ち合わせの銀座線田原町駅へ。
今回行く店の名前はインダルジ。4席しかないカウンターとそれに面したキッチン、非常に狭い店内だが、4人+1人にはちょうどいい空間かもしれない。メンバーは自分と手島邸の他に2名、レストランジャーナリストの犬養裕美子さんと銀座坐来の総料理長。自分はあまり味に詳しい方ではないので詳細は控えるが、アメリカ風のフレンチのようで甘味が初めに出たり、パスタで締めだったりと流れが面白い。個人的には味雰囲気は満足である。
会話の中で犬養さんが興味深い事を言われていた。今の20代はレストランに行かない世代のようで、70%の男女はレストランを省き家へ直行だそうだ。我々の世代ではまずは良いレストランに連れて行きその後。。。というのが一般的な流れだと信じていたが、今の20代はコスト削減が徹底しているようだ。
そしてこの20代が主流世代になってくると経営状態も悪化し、いいレストラン、いい味が定着しない可能性が高くなること。不況とは直に連動しないが深刻な問題である。しかし今の20代女性は良い服、良い鞄を持ち合わせていながら彼氏には家に直行の日々。実はレストランに行きたいのにと不満を持っている子が多いそうだ。
30代40代の男性諸君、20代を狙いなさい! そしてレストランに連れて行ってあげなさい!
自分も楽しめ、女子も歓び、レストランも潤う。不況時代のwin,win,win 一石三鳥かな。