先日、写真のワークショップで紹介された写真集をAmazonで購入した。スティーブン・ショアのUncommon Places である。ニューカラー写真の代表作と言われているらしい。それもう一冊はウォルウフガング・ティルマンスのConcorde 。引退したコンコルドを撮りまくった写真集、もう見ることのできないコンコルドの勇姿と日常の風景を見る人の記憶にとけ込ませてくれる作品。ティルマンスは以前ワシントンDCのスミソニアン美術館を訪問した時にたまたま展示をみたことがある。誰にでもある日常を撮っているだけなのに何故か吸い込まれ考えさせられる。ある時写真の師匠に「パッと見、誰でも撮れそうな写真なのになんでこんなに吸い込まれるんだろう」と言ったところ。師匠曰く「人はそれを才能と呼ぶ」と。
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