白谷雲水峡から帰り崖崩れで通行止めになっているルートを徒歩なら大丈夫との情報を得ていたので戻りはアスファルトの方が楽と判断し歩いて宮之浦まで帰ってきた。ところがどっこい距離は12Km、舗装された道の下はキツかった。翌日はかなりの筋肉痛に見舞われることとなった。勢いにのって縄文杉まで行っちゃおうかとも思ったが、そんなの全然無理であった。車を借りて屋久島一周することに。この島は外周は120km程度なので一日もあれば色々なところによっても十分回りきれる距離。レンタカーで軽自動車を借り早速出発。
島を時計回りに周りまずは空港近くの「杉の舎」に寄ってみた。ここは屋久杉を使った工芸品を販売している店。自分は屋久杉でできた箸が欲しかったのでいくつか購入してみた。曲線を描いているのはわざとではなく、木の木目に沿ってカットを行っているらしい。触ってみると少ししっとりというかべたつく感じがある。これは屋久杉の油、屋久杉は普通の杉の6倍も油分を含んでいるそうだ。この箸は大皿などを取り分ける箸としての用途がメインらしい。使っているうちにいい風合いがでてきそうな箸である。
車を走らせ20分もすると安房の町にきた。ここでは昼食をとることに。宿にあった屋久島本で「風来り」というお店を見つけたので寄ってみたが臨時休業だった。次回は是非来てみたい。予定を変更し国道沿いの「一休」という弁当屋で日替わりランチを買い。近くの春田浜海水浴場で昼食。この春田浜、浜と言っても岩だらけいったいどこで泳ぐのだろう。。。
ガイドブックを見ていて、ちょっと気になっていた安房でもう一軒ある。「散歩亭」だ。18:00からしか空いていないので実質、安房で泊まっていないと飲みに行くのは難しいかもしれない。次回来たときに安房に泊まったら是非行ってみたい。
前日に聞いた話では屋久島の北側と南側では気温がかなり違うらしい。南はあったかいと聞いていたが、到着してみると確かに暖かい。肌感覚では東京のGW頃の気温に感じられた。そして菜の花が咲いているのもちらほら見えた。
屋久島。自然の力に魅せられる深い島である。
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