鹿児島で二泊した後いよいよ帰路につく、雨だったら直接高速で福岡方面に出ようと思っていたが、この日は快晴。 桜島をにフェリーで渡りそれから帰路につくことにした。桜島までは鹿児島港のフェリー乗り場から15分毎に出向している。しかも24時間運行しているそうだ。
桜島を見るのは2度目、3歳の頃父親から
「山の上にあるのは雲じゃなくて桜島からでる煙なんだよ」
と言われたのを今でもよく覚えている。3歳の時の事を今でも記憶しているってのはちょっと驚異的だが、当時の自分にも鹿児島旅行は色々な意味で衝撃だったのだろう。またこうして記憶の片隅にあった場所に自分の足で元気に来れるというのはなんとも幸せな限り。
桜島の外周は道路で一周できるようになっている。ツーリングマップルでもおすすめコースになっている。もっと時間があればこのあたりを散歩したりとゆっくりしたいところである。桜島には普段目にしないようなものがいくつか見られた。下中央は川のようであるが水は流れていない。そのまま海へ繋がっている。このような場所を数カ所目にした。土石流や溶岩などが出た場合の道なのだろうか。それと避難壕である。これも数カ所みられた。数々の噴火を経験してきた人間の知恵なのだろう。
桜島の東側に出たところで220号線を北上、このあたりから見る桜島もまた格別。国分ICより隼人道路、九州自動車道に入り帰路につく、冬場でなければ霧島や阿蘇方面も行きたいのだが、この寒さでは凍結の恐れもあるし無理。また次回チャレンジしたい。この日はここから一気に広島まで向かいお好み焼きで旅の疲れを癒した。