6月末から見始めて2ヶ月後の今日シーズン6まで全部を見終えた。6シーズン分の72話はボリュームありすぎだった。DVD借りた持ち主からは「シーズン3からでいいんじゃない」との助言を頂いたがそれは今になって理解できる。今思えば一番時間がかかったのはシーズン1〜3まで。やぱりシーズン1のスタートが10年前の1998年だし、ファッションは古く感じるし脚本にキレがない(今思えばの話、見た当初はそれでもシーズン1も最高に面白いと思っていた)。シーズン3半ばからは脚本もよくなり1話毎のテーマにも磨きがかかっていて、次を見たくなるワクワク感はさすがアメリカのテレビドラマだ。
変な話だがこのドラマを見て結構勉強させられた事も多い。この場合恋愛の話ではあるが問題解決におけるアプローチである。SATCの場合はもちろん恋愛が中心、ちゃんと問題をお互いでぶつけ合って認識し新しい方向を見つけて行っている。自分も含め自分の周り(日本というくくりが正しいかはわからないが)は”言わなくてもいい事はあえて言わない””言っても何も変わらないものは言わない”もしくは日本人独特の”語らない美しさ”もあるかもしれない。このあたり日本人とアメリカ人の価値観の違いを感じられる。またSATCでは”自分がすっきりしたいからハッキリ言う””というのもいくつか見受けられる。終わった事であっても”やぱり一言いいたい”というだけで電話してハッキリ言う。確かに残しておくと自分の心には良くない。これがアメリカ流なのだろうか、学ぶ事もあったがすべて鵜呑みにするのではなく自分流にうまく取り込めればと思う今日この頃。
とはいえやっと映画を見に行ける体制が整った。二週間遅れで映画SATCの鑑賞権利を手に入れた気分近々行く事にしよう。