この三連休を利用し福島方面へ一泊二日のツーリングに出かけた。昔から気になっていた大内宿と磐梯吾妻スカイラインが主な目的。今回は久々にDucati MonsterS4で行く事にし、北海道旅行をともにしたBMW K1200GTはしばし休息。
会津方面へはひたすら東北道を200kmほど進みそこからは田舎道を走り、猪苗代湖へ向かう、ここは湖面も広く見ていると湖だということを忘れてしまう。
猪苗代湖を抜け会津若松駅へ到着、今夜の宿はここで取る事にした。会津の里ユースホステル 一泊2200円はお値打ち!しかし特筆すべき事もない宿である。翌朝は8時に出発し昔ながらの町並みを見る事ができる会津西街道を通り大内宿へ向かった。大内宿は国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定され今でも約40軒近くの茅葺き民家が軒を連ねている。白川郷でも古き日本を堪能できたがここの空気もまた格別であった。
その後は131号を北上し121号から459号を東に向かい裏磐梯へ、ここからは磐梯吾妻レークラインを経由し次なる目的地、磐梯吾妻スカイラインへと向かった。はじめは森の中を抜ける普通の山道であったが、突然木が消え岩肌がむき出しになった地域に出たここが浄土平である。煙が立ちこむ岩肌の中を舗装した路面が続く不思議な道、その光景は圧巻であるとともに今まで通った事のない光景。似てるといえば昨年モロッコに行った時のアトラス山脈を超えた時の感動に近い感覚であった。この道はドライブには是非おすすめしたい。
今まで海外ばかり行っていたが、日本も捨てたもんじゃない! 今年、来年はまだまだバイクの旅を続けたいものである。それにしてもDucatiのエンジンの音、フィーリング共に最高であった。この旅で15000kmを超えたがこれからもメンテナンスをしっかりしてまだまだ乗り続ける事にした。