- BMWのプロサマーグローブ: BMWの純正グローブゴアテックスで出来ているので雨が降っても内部に水が浸入することなし。東北であった大雨で威力を発揮
- Schuberth J1: ジェットヘルメットでありながらもアゴのチンガードがあるお陰で振るフェイスの安全性と防音性能を備える。頭の上にはエアインテークがあり夏でも風が入って涼しい。なかなかのお気に入りである。
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投稿情報: 20:37 カテゴリー: オートバイ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
早朝7時に帯広を出発し釧路、根室を目指す。釧路までは38号線をひたすら100km進む。出発してしばらくして標識を見ると右に広尾の文字が見える。自分が卒業した小学校は渋谷区の広尾小学校で当時北海道の広尾町にある広尾小学校から学校宛に手紙があり交流を深めていた事を思い出した。
38号線を東へ進み続けると久しぶりの海を見ることができた。ちょっと曇りでどんよりした感じであるが、北の海は夏でも寒く、なんか寂しい感じがする。そのまま走り続けると釧路を到着。釧路は駅近くに小高い丘のある港町で街の規模的にも帯広と同じくらいに感じる。ここまではちょうど100km程度であったが2時間半かかった関東で100kmと言えば高速を使い1時間程度の距離、この間隔でプランをたてないとかなりずれてしまう。ちなみに当初自分が考えていたプランからすればここまでは丸1日遅れている。
釧路ではなくした携帯の充電器を買う予定であったが予定外のiPhone購入。開通待ち時間にヤマダ電機の近くでランチを食べた。イカとキムチのパスタ。北海道と韓国のコラボである。
サンクス・ア・ロット
住所:北海道釧路市昭和中央4-9-1
Tel:0154-53-4640
釧路からは44号線を東に進む。途中123号に入り霧多布湿原を左に見ながら北太平洋シーサイドラインを走る予定であったが、間違えて44号線を直進。牧場が左右に大きく広がるエリアをひた走る。やっぱり北海道は道がまっすぐで車も少ないことからついついスピードが出てしまう。牧場の建物にもスピードを出さないような呼びかけがある。しばらく進むと風連湖が左に見え、あと数キロで根室に到着だ。
街に入る手前で見慣れない標識があった。ロシア語だろうか。根室の町は今までの大きな町とは違い使用されていない古い建物も多くどことなく寂れた感がある。しかしこれはまた新しい建物が沢山ある他の町とは違い自分には哀愁を感じる。街を過ぎると左側は岬の先まで草原が広がる景色、右側は広大な牧場の風景に大きな入り江が入り混じる風景。バイクの上に立ち上がり遠くを見渡す。下の写真右は天然見えにくいが野生の鹿の群れである。道路近くに10数匹いたが自分が近寄ると遠くに離れ様子を伺っていた。
根室市街から10kmほど言ったところに本土最東端の納沙布岬がある。ここでは北方領土返還の強い願いが感じられた。
ここのすぐ近くに何軒がカニを食べさせるお店があり、岬にいたライダーの方に美味しいさんま丼の店をご紹介いただいた。鈴木食堂は二代目の若旦那、元漁師の遠藤和則がライダーハウス(バイク旅行者向けの格安宿)と共に営んでいる。ライダーハウスは一泊500円であったが、自分は食事だけを頂く事にした。さんま丼は今朝、取れたての新鮮そのもの。鉄砲汁(カニ汁)はカニの足だけではなくカニみそをふんだんに入れたならではの一品。それと道東で取れる花咲ガニも一杯頂いた。カニは酢醤油で食べるのが一般的と思っていたがゆでたカニは何も付けづに食べるのが一番と聞きそのまま食べたが甘みがあって最高に美味い。これだけ食べてなんと2400円なり!
*カニは身の細いものをサービスしてもらいました
根室最東端の店 鈴木食堂
住所:北海道根室市納沙布岬
Tel:0153-28-3198
投稿情報: 11:47 カテゴリー: レストラン/カフェ, 日本 | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)
携帯の充電器を富良野に忘れてきた! と気づいても時すでに遅し。いつも行っているブログの更新は宿にインターネットの回線が無いときは携帯を利用しモペラ経由でHSDPAで接続している。こらなら山の中であっても携帯が入るところであれば数メガレベルの高速通信が可能となる。ただしパケットパックとかに入っておかないとパケット代が高額になってします。
で携帯がなくなるとブログアップも含め色々と不都合な事が起きてしまう。そこで釧路についてから充電器を買おうとドコモショップへ行ったがNOKIAの充電器は取り寄せになるそうだ。ある店員さんからヤマダ電機へ行ってみてはと言われた。早速場所を聞いて行ってみたがやはり電源は取り寄せになるとの事。そこで目に入ったのが「iPhone在庫あり」の表示だった。
なぜか充電器を買いにきたのにiPhone即買いしてしまった。 流行りモノに目が無い自分である。結局、何の解決策にもなってない。
そこで色々と自分の衝動買いを正当化させるためにメリットをあげてみた。
まーこの辺りで自分を納得させるとしよう。
投稿情報: 01:31 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)
麓郷を後にし富良野から上富良野、291号線に入り十勝岳高原へ抜ける。ところどころ岩肌が見える広い高原と雑木林。さっきまでの富良野とはまったく違う雰囲気。
ここを抜けると美瑛町へ出る。美瑛までの966号は白樺街道(写真上中)、森の中をひたすら走る気持ちいい道、ところどころペンションやレストランなどもあり旭川と富良野の間にある軽井沢のような感じである。美瑛町からは街中を数十キロ走り旭川に出る。この日は気温が28度近くあったが、森の中と旭川の街の中では気温の感じ方がまったく違う。旭川は東京の暑さとなにも変わらない。森から出て感じたのはアスファルトから上がってくる熱による暑さ。熱くてたまらない。考えてみればこんな感じの暑い都会で毎日暮らしてるかと思うとゾッとする。
そこから39号線に入りひたすらまっすぐ。この道は途中から山道になり、上川国道と大雪国道に分かれる。自分は39号線と273号が重複している大雪国道を走る。大雪山を右に見ながら走ると周りは険しい岩肌に変わる(写真左下)。そこから先、大雪ダムを超えると目的地の一つ三国峠に出る。
ここは標高1150m道内最高所の峠で、眼下の壮大に広がる樹海を見下ろす事ができる圧巻のスポットである。北海道に行く機会がある人には是非お勧めしたい。
その先は273号と85号に分かれるが自分はワインディングがキツイ85号をチョイス。ここからは道が非常に狭くなりしかも一車線。もちろんゆっくり走るがすれ違う車はまったくない。ここも北海道のすごさ。
その後は然別湖に出て、湖畔で写真を撮っていると札幌から旅行に来た老人から旅のアドバイスをもらいいくつかお勧めの温泉も聞いた。明日以降の旅に組み込むことにする。老人に聞いた展望台にも行ってみた。あいにく霧で何も見えなかったがそこには野良犬のようにキタキツネが二匹いた。北海道では普通なのだろうかあまり人に驚く様子もない。そこからは山を下り十勝の平野に出る。途中274号線と75号線の交差点にあるドライブインいとうで豚丼を食べる。豚丼はこの辺りの名物のようだ。
今日のゴールは釧路のはずであったが今日は帯広でギブアップ。やっぱり北海道は広かった。今夜はここで疲れを取る。北海道に来たからには肉でも食べようと夜は帯広駅前の焼肉へ。特上ジンギスカン、カルビ、特上タン塩、ユッケをすべて100g、それておチューハイ一杯で2980円! 安くね?
平和園
住所:帯広市大通り南12丁目1
Tel:0155-22-6151
投稿情報: 01:02 カテゴリー: レストラン/カフェ, 日本 | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)
朝の光で目が覚める。今日は晴天。昨日までに天気がウソのよう。早速宿の外に出て見る。まさに北の国からの世界である。
近くに展望台があると聞いたので朝食前に行ってみることに。海抜500mほどの所にある見晴らしのいい丘である。丘の上にはひまわりやラベンダーの畑が広がりとても気持ちいい場所だ。バイクで行けると言われたが上りと下りがそれぞれ一方通行になっていて下りは、オフロード車じゃないとバイクは無理、汗だくになりながら死ぬ思いで下ってきた。
帰り道にはこんなところを発見。北の国からの舞台として使われた石を積み上げて作られた「五郎の家」である。あたりには「北の国から」のテーマソングが流れ目頭が熱くなる。
Sex and the cityもいいが東京に帰ったら北の国からのDVDも見ることにする。
今日はこれから美瑛を通り大雪山の北側を抜け三国峠から釧路方面へ一気に抜ける。
ろくごうふらりんユースホステル
住所:富良野市東麓郷 1
Tel:0167-29-2171
投稿情報: 10:14 カテゴリー: 日本 | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)
苫小牧で昼食を取ってから早速出発することにした。ひとまず富良野に出てから大雪山を時計回りに回って釧路から根室方面へ行く予定にしてみた。その後は時間と相談しながら知床あたりへ北上してみる。雨も降ってきたので高速を利用し札幌経由で富良野方面へ移動。道央道は2車線の普通の高速であったが道はガラガラで直線ばかり。アクセルを空ければあっという間に200km/h出てしまうほど。途中の道はまだ北海道らしい大平原が広がるようなところはなかったが、北海道の広さを少し感じた。その後は三笠で降り452号へ。
北海道の道で目に付いたのが左の写真でバイクの上に↓があること。これはほとんどの道についていて100m間隔程度で設置してある。どうやら雪が積もったときに道の縁石がわかるようになっているものらしい。確かに雪で見えなくなるもんな~ 途中で三段滝という名所があり立ち寄った。そしてとうもろこしを食べる。北海道では「とうきび」と呼ばれているらしい。とうきびを売っているお姉さんによると富良野では今日「へそ祭り」というお祭りが行われている。街は込んでいるとの情報を得た。
富良野の街は周りを山に囲まれたこじんまりした新しい建物の多い街といった印象である。ここにバイクを一旦停め祭り見物をすることにした。このへそ祭りなかなかユニークな祭りで写真でわかるようにお腹に絵を描きそれを顔に見立ててリオのカーニバル並みに踊って行進するもの。メンバーは地元の会社や農協、学校などの団体で年齢層もかなり広い。街をあげてのお祭りで街の盛り上がり、一体感を感じる事ができた。
今夜はちょっと疲れが取れていないのでちゃんとした宿に泊まりたいと思ったが富良野ではお祭りのせいもありホテルに空きが無かったので近くの麓郷という町のユースホステルの予約を取った。真っ暗でどんなところか分からないが明日の朝が楽しみである。
投稿情報: 23:05 カテゴリー: 日本 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
苫小牧港を後にし早速港近くの食堂に向かうことにしいた。それにしても今日の天気はなんかパッとしない。ただの曇りではあるが左の写真のように漁船と港を入れるとなんか不気味な感じがする。向かう食堂は漁港の中にあるマルトマ食堂、ここは雑誌などで情報を整理していたときに見つけた。漁港の中にあるってシチュエーション自体でなんかグットくる感じがする。北の大地の一発目の食事としてはなかなかである。
マルトマ食堂は通りから港に入った漁業組合の建物の一角にあり、昼時でにぎわっていた。
自分はメニューで悩むことなく開口一番「ウ
ニホッキ丼」を注文した。ここはホッキ貝が食べれることでも有名な店のようだ。店内のメニューにもホッキ天ぷら、ホッキカレー、ホッキ豆腐、ホッキアイスなど、なんでもホッキで作ればいいと思ってる。ホッキだけのホッキ丼も考えたがちょっとキツそうだったので半分をウニにした。1500円なり。
マルトマ食堂
住所:北海道苫小牧市汐見町1-1-13
Tel:0144-36-2023
投稿情報: 17:07 カテゴリー: レストラン/カフェ, 日本 | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)
何も考えずに飛び乗ったフェリーだがなかなか設備が整っている船であった。お世話になった会社は太平洋フェリーのいしかり号である。仙台からは苫小牧まではバイクと一緒で2万円程度、仙台からの高速代、ガソリン代、宿代を考えれば、こんなもんかといった値段である。
船内は前回徳島から東京まで利用したものと比べると数段豪華。
ラウンジあり、ゲームセンターあり、映画館ありなんか映画で見たタイタニックを思い起こさせる。雑魚寝の部屋もマットレスがあり前回よりも寝心地はよかった。
風呂もご覧の通り健康ランド並みである。あまり期待はしていなかったがかなりリラックスできた。
定刻の10時45分には苫小牧港に無事到着、大きなゆれも無く快適な船旅であった。
今日の天気は曇りのち雨、昨日の本州と変わらぬ天気、しかし明日からは晴れるようなので気を取り直して前へ進む。
投稿情報: 12:49 カテゴリー: 日本 | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)
いよいよ北海道へ向け出発である。期間は7月27日~8月3日、何も予定を決めない一人旅の始まりである。バイクのサイドについているパニアケースもより容量が入るものに交換し荷物も積み込み完了。一路東北道をひた走り今夜までに青森に入り月曜朝7時のフェリーで函館に行くフェリーを予約した。今現在の目的は明日のフェリーに間に合うように青森まで行くことだ。
東北道は日曜だけあってガラガラ、ツーリングするバイクすら見あたらない。
順調に走っていると那須辺りから雨に見舞われてきた。雨具に着替えまたひたすら走る。仙台を越えたあたりから雨も強まり、日も暮れてきた。パーキングエリアに入りこのまま仙台で一泊しようかと考え地図を見ていると仙台から苫小牧行きのフェリーがあることを発見。早速電話してみると、なんと少しだけ空きがある。予定を変更し仙台20時発の苫小牧行きに乗ることにした。
東北道を降り始めての地、仙台の港に向かう。到着19時30分ギリギリ滑り込むことができた。2等しか取る事ができなかったが雨に打たれながら夜の高速を走るより数段ましである。
今夜は船の中でルートでも考えることにする。
投稿情報: 20:55 カテゴリー: 日本 | 個別ページ | コメント (6) | トラックバック (0)