昨日キューバから贈り物が届いた。
先月の事、キューバでお世話になった宿から「日本人でキューバに来たい子がいるので、キューバの事を説明して上げてほしい」とのお願いがメールできた。いつの間にかメリシーの宿、日本語サポートになっている。(笑)
その人、日本人Eさんとは、数度メールで連絡を取ったあと直接会い、ついでにキューバの友達宛にプレゼントを持って行ってもらった。そしてそのEさんが先日帰国し、キューバから自分宛のプレゼントを送ってくれた。中身は友人2人からの手紙とラム酒2パック。手紙は2人とも慣れない英語で一生懸命書いてる感とキューバ人ならではの暖かさが伝わってくる内容、久しぶりにキューバにいるあの頃を思い出してしまった。。。
そして写真のラム酒「PLANCHAO」も懐かしいキューバの紙パックラム酒なのである。キューバでは近所の売店などで売っている比較的安いラムである。HavanaClubなどの瓶のものは高価なので庶民には手が届きにくく、そしてまたクラブなどに遊びに行ったりする時はこれを購入、持込み、ラム片手に踊りまくるのである。持ち歩くにはちょうどいいサイズなのだ。そんな光景をキューバでは沢山見ました。そしてこのラム自分はデザインが好きなのと紙パックの酒が珍しく好んで良く飲んでた。それを彼らはちゃんと見てたんですね。なんかひとりでジーンときてしまった。
このプレゼント、自分には何より素晴らしいキューバからの贈り物になった。東京の日常で考えれば何の事ない2の手紙に酒2つ。しかしキューバの友人のお陰で大切な事を一つ気づかされた気がする。人がホントに喜ぶプレゼントってホント値段ではないんだなと身を以て体験した。東京のようにモノがあふれた豊な場所に住んでいるとついついモノの持つ本来の価値観がずれてしまってくる事が自分には多々ある。お金で買えないモノではなく、お金で買える”いいと言われるモノ”をついつい探してしまう。難しいけど今後はプレゼントを探す際はもっと人に興味を持ちどうしたら喜んでくれるかを今以上に考える事にする。
今回のこの贈り物のお陰で1つ大切な事を気づかされました。またそれを気づかせてくれたキューバ人に感謝。今年行った旅にも感謝。やっぱり自分の人生にとって旅は欠かせない一時であり異文化の方々とのコミュニケーションは人生の潤いに不可欠な物だとしみじみ感じました。
この2本のラムは明日にある新しい会社の箱根ミーティングの夜の宴で1本、その翌日にある友人宅でのパーティーでもう1本を。友人と共にキューバの味を日本で分かち合う事にする。