キューバは59年のキューバ革命以降、社会主義の道を歩み始め、アメリカとの国交断絶、そして経済制裁を受けている。今では力を入れ始めた観光産業が実り町は多くのヨーロッパ人で溢れている。話によると多少の前後はあるが観光客の国籍1位は、イタリア。2位スペイン。3位カナダだそうだ。とはいえ国民の給料は低く(15~20ドル)モノは高く一般人には手の届かないものが多い。たとえばビール(缶入りのキューバ産)でも1ドル程度してしまうし、映画などのビデオCDは2ドル程度。物不足に加え庶民のお財布も厳しい状況である。 そんな中、街の中で面白いものを見つけた。写真の女性カーラーを頭に巻きながら堂々と街中を歩いている。 全然気にしないんだなーと思ってみていると、なんとカーラーは使用済みのトイレットペーパーの芯であった。 この後も同じような人を数人見かけた。キューバ流「生活の知恵」である。
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