ブラックデザートから数時間、同じ砂漠を戻りメルズーガに戻った。砂漠帰りだとこの村でさえなぜか都会を感じる。宿に戻ると日本人夫婦のN夫妻とまた会う事になった。彼らは出会った数日前からメルズーガにある日本人カメラマンがやっている宿の存在を話していた。彼ははそこで日本食が食べれるのではないかと期待していた。ロアシスのスタッフにその宿の事を聞いたところ近くにあるという、早速連れて行ってもらう事にした。
そこはワイルダーネスロッジという日本人女性、ノリコさんが経営していた。ノリコさんは元々パリ在住のカメラマンでモロッコの写真を中心にパリで個展を開いていた。それが数年前にモロッコで宿を経営する許可が出て昨年から拠点をこのメルズーガに移し念願の自分の宿、ワイルダーネスロッジを作った。宿の雰囲気はこの近辺にある宿とは一風違い日本人の方のセンスがミックスされたおしゃれな雰囲気を醸し出していた。なかなかセンスがいいと思える宿である。図々しくもノリコさんに和食を食べたいをお願いしたところ、なんとメニューには無いコロッケを作ってくれるという。砂漠に来て日本人と会話しながら和食を食べれるってのも一風変わった旅の楽しみ方である。我々はここで日本食パーティの夜を堪能した。
翌日N夫妻とW君と一緒にガソリンの漏れるレンタカーでエルフードまでの旅を共にする事にした。我々はロアシスのスタッフ、アリさん達との再会を誓い。メルズーガを後にした。メルズーガはモロッコの都会で受けた人のしつこさに嫌気がさしていた我々に違った印象を残してくれた。それは本来モロッコ人が持っているであれろう人なつっこさ、優しさだったのかもしれない。我々はそう信じバックミラーに小さくなる砂丘を確認しメルズーガを後にした。
車の中での会話 「モロッコで一番どこがよかった?」その答えは皆同じ。
「メルズーガ!」
モロッコに行く機会のある人は是非訪れてみてください。
エルフードでN夫妻、W君と別れ、一路マラケシュへ向かう。途中トドラ渓谷で一泊の予定。
また一人ドライブの始まりである。。。
2年ほど前にノリコさんのホテルに3~4日ほど泊まりました。
2日くらいのつもりが、心地よさと日本語の本が沢山読めたので、ついゆっくりとしてしましました。
迷い猫がいて、どこからともなく現れるので、忍者君と勝手に呼んでいたのですが、元気だろうか?
トドラにも行かれたのですね。
トドラは沢山の友達が出来た思い出深い街です。
僕とは逆回りですね。
(マラケシュin~アイトベンハッドゥ~トドラ~メルズーガ~北部~スペイン~カサブランカout)
投稿情報: ロビー | 2008/06/25 13:31
ロビーさん
モロッコも行ったんですね。スペインって事はジブラルタル渡ったんでしょうか?ノリコさんのところでは猫は見なかったですね~
投稿情報: Toshi | 2008/06/25 18:43