ここDCで泊めてもらっている友人に誘われ、その友達6人と共に郊外で2泊3日のキャンプへ。時差ボケとアフリカからのフライトの疲れがちょっと残る。しかしこのキャンプ、なんといっても面子が面白かった!! みんないい奴らなのはもちろんのこと個性が抜群。そしてこの中には複数の同性愛者がいた。今まであまり身近にそういう人がいなかったが、彼らのライフスタイル、周りの人への気配り、美的感覚、繊細さ、そしてトーク、個人的には学ぶべきところが多かった。散らかっているテーブルの上を皆が来る前に進んで掃除しフルーツを置きキャンドルに火をともしたり、キャンプファイヤーの周りに程よくインセンスを置いてみたり、その周りで過ごしやすいように木を組んでイスを作ったり。また写真のセンスも抜群によかったのが印象的だ。自分からしてみればどうでもいいような葉っぱを手にとり、
「ハートの形をしている」
と言って手のひらと共に写真を撮ってみたりと、彼らの心を動かされる瞬間や出来事があまりにも自分と違うこと、また身近な出来事に非常に敏感に心を動かされる彼らの感覚に自分は感銘を受けた。 なんだか自分が人として大切な感覚を忘れかけている事に気づかさてもらった気がする。これからは彼らを見習い少しづつ改めて生活していきたい。
キャンプ最終日、彼らに対しての御礼の気持ちから彼ら一人一人の名前を漢字で組み合わせその意味と共にプレゼントすることにした。漢字の意味を説明してあげてる間、注意深く聞いてくれたりその漢字をメモ帳や手のひらに書いたりと彼らも興味を持ってくれた。 そして逆に自分にもニックネームをプレゼントしてくれた。
「世界中を自由に飛び回ってるってとこから”Dragonfly”ってのはどう?」
前夜のキャンプファイヤーで自分のヒザにトンボが止まっていた事も印象的だったらしい。
このニックネーム、トンボって意味だけど自分はなんだか気に入っている。
この3日間、彼らと共に過ごし極東の島国”Nippon”に少しでも興味を持ってもらえここWashingtonDCで多くの友人ができたことを大変嬉しく思う。
また彼らの数人は来年の同じ時期に是非日本に行ってみたいとまで言ってくれた。いろんな意味で温泉に興味があるらしい。
>結局キャンプの連中とは意気投合しその後4日間毎晩のみ歩くことに。