マット・デイモン来日!そんなニュースと共に三作目公開のニュース。そうボーン・アイデンティティ、スプレマシーの続編。そして完結。ボーン・アルティメイタムがいよいよ公開です。記憶を失った元CIA局員との設定で命を狙われながらもマット・デイモンが繰り広げて行く知的なアクションが魅力的な作品です。そしてカーアクションとカメラワークも見逃せません。カーアクションの見所は主役がいい車に乗らず、ドラテクで勝負する点でしょう。一作目はパリの小道をおんぼろのMiniで快走、階段も下りちゃいます。二作目はモスクワを舞台に強奪した普通のタクシーでぶつかりまくってボロボロに成りながらも、最後はターゲットを仕留める。そして2作目では主役を狙う車もカーマニアの心をくすぐります。モスクワの警察が応援を呼ぶ3台の車(ハイウェイパトロールみたいな)がベンツのW124 E500だったりと。とにかく早くみたい!アメリカじゃ8月に公開してるんだけど、ちょうどアメリカから帰って来た後だったので見れなかった。来月の楽しみにとっておこっと。
ひとり言
ベンツのE500、これは90年代前半に販売されていたベンツのEクラスの最上級モデルで車自体はベンツなんだけど、エンジン(SLと同じ5L)、足回りのチューニングと組み立てをポルシェが行っている究極コラボモデル。手作業で作られ当時1日12台しか生産されていなかったというマニアも垂涎のモデル。(一説には経営危機にあったポルシェをベンツが支援していたとか)今でも中古市場では高値を付けていると聞いている。10数年前、表参道のカフェで働いていた時代、毎朝8時にファッションデザイナーの山本耀司氏がいらっしゃり、時々この車を乗ってこられた。「この車、自分も大好きなんでよ!走りの方はどうですか?」と聞くと、子供に戻ったような笑顔で「都内じゃ誰にも負けないね」などと言われていた事を思い出す。今も乗ってるのかな〜 E500
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