旅行人って雑誌を買った。この表紙を見たらついつい手が伸びてしまう。なんたって自分が以前撮った写真と同じ壁の絵が表紙だってのもまた親近感が湧く。
この雑誌初めて買ったが、今回のキューバ特集の充実ぶりは感動もの。キューバ国内、ハバナの観光マップや地方の情報も充実している。もし近々キューバ旅行に行くのであれば地球の歩き方を買うよりこれを持って行った方が役に立つ気がする。以前紹介したRe:BOOT11月号と合わせればかなり楽しいたびになるはず。
そうだ、キューバに行かねば。
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2009年日本公開予定のスティーブン、ソーダバーグ監督の作品「Che」 言わずと知れたゲバラの生涯を描いた大作。この映画は二部構成で4.5時間もあり一部がキューバ革命まで、二部がその後でキューバとの別れボリビアでの死までのようだ。そしてアメリカで作られた映画にも関わらず台詞はすべてスペイン語で英語字幕での上映とのこと(もちろん日本では日本語字幕)、日本では字幕は当たり前だがアメリカで字幕というのは珍しいようだ。一説で来乗客数が下がり収入にも影響するようだが、ここがソーダバーグのこだわりのようだ。自分としては英語を話すゲバラなんて見たくないからこれでよし。2005年に見たモーターサイクルダイアリーズではガエルガルシアベルナル演じる青年時代のゲバラもゲバラのイメージとすごい近く感じ、青年時代の心の変化、そして革命家への成長のきっかけを感じる事ができた。あのゲバラも確かによかったが。今回のベニチオデルトロのゲバラもなかなかだ。ソーダバーグの映像とのマッチ具合もいい感じ。これは2009年注目したい映画だ。気になる方は以下のYouTubeをチェック。Cheのファンは必ず見たくなりますよ。
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う 日曜日にチェ・ゲバラの娘さんアレイダ・ゲバラさんの講演会に行ってきた。場所は広尾のJAICA、ここの前には日本の各都市を回り、父ゲバラが革命後日本に訪問したときに行った広島などにも訪問したそうである。
一緒に行った友達などはかなり退屈していたようであったが、自分はそれなりに満足できた。それは彼女の口から聞けた来日当時のゲバラ視点での日本の状況とか、被爆地広島を見てのアメリカに対する彼の感情等あの場でアレイダさんからしか聞けない話に非常に興味をもてた。
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さっきWebのニュースみたらこんな記事を発見してしまった。
とうとう来る時が来た。1959年のキューバ革命から半世紀近くアメリカの隣の小さな島国で社会主義の旗を掲げ大国アメリカの圧力にも負けず抵抗を続けて来た南米の革命家フィデル・アレハンドロ・カストロ・ルス。
チェ・ゲバラとの出会い、バチスタ政権崩壊、アメリカからの経済制裁、ピッグス湾事件、キューバ危機。33歳の若さで一国の頂点に立ち当時冷戦の最中、そのカリスマと決断力を持って国民を牽引し大国との駆け引きを行ってきた歴史に残る猛者である。その英雄に一言「お疲れさま」と言いたい。
今後キューバがどう変わって行くかの進展にも注目したい。賛否両論はあるが自分は社会主義である現在のキューバが好きである。あくまでも観光客の視点であるが、悪くない制度に思える。そこまで働かなくても、それなりな生活はできるし。学校、医療は無償である。それに先進国、近隣諸国と比べても圧倒的にホームレスは少ない。そんな環境がキューバのあのおおらかで寛容、見知らぬ人同士でも助け合う精神を作り出しているのだと思う。まだフィデルが生きているうちは急に制度は変わらないように思う。今まで行ったこと無い人には是非お勧めしたい国である。
自分のキューバ関連おすすめ映画は以下。この順で見ると歴史の流れが見れて面白いかも。
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先月の事、キューバでお世話になった宿から「日本人でキューバに来たい子がいるので、キューバの事を説明して上げてほしい」とのお願いがメールできた。いつの間にかメリシーの宿、日本語サポートになっている。(笑)
その人、日本人Eさんとは、数度メールで連絡を取ったあと直接会い、ついでにキューバの友達宛にプレゼントを持って行ってもらった。そしてそのEさんが先日帰国し、キューバから自分宛のプレゼントを送ってくれた。中身は友人2人からの手紙とラム酒2パック。手紙は2人とも慣れない英語で一生懸命書いてる感とキューバ人ならではの暖かさが伝わってくる内容、久しぶりにキューバにいるあの頃を思い出してしまった。。。
そして写真のラム酒「PLANCHAO」も懐かしいキューバの紙パックラム酒なのである。キューバでは近所の売店などで売っている比較的安いラムである。HavanaClubなどの瓶のものは高価なので庶民には手が届きにくく、そしてまたクラブなどに遊びに行ったりする時はこれを購入、持込み、ラム片手に踊りまくるのである。持ち歩くにはちょうどいいサイズなのだ。そんな光景をキューバでは沢山見ました。そしてこのラム自分はデザインが好きなのと紙パックの酒が珍しく好んで良く飲んでた。それを彼らはちゃんと見てたんですね。なんかひとりでジーンときてしまった。
このプレゼント、自分には何より素晴らしいキューバからの贈り物になった。東京の日常で考えれば何の事ない2の手紙に酒2つ。しかしキューバの友人のお陰で大切な事を一つ気づかされた気がする。人がホントに喜ぶプレゼントってホント値段ではないんだなと身を以て体験した。東京のようにモノがあふれた豊な場所に住んでいるとついついモノの持つ本来の価値観がずれてしまってくる事が自分には多々ある。お金で買えないモノではなく、お金で買える”いいと言われるモノ”をついつい探してしまう。難しいけど今後はプレゼントを探す際はもっと人に興味を持ちどうしたら喜んでくれるかを今以上に考える事にする。
今回のこの贈り物のお陰で1つ大切な事を気づかされました。またそれを気づかせてくれたキューバ人に感謝。今年行った旅にも感謝。やっぱり自分の人生にとって旅は欠かせない一時であり異文化の方々とのコミュニケーションは人生の潤いに不可欠な物だとしみじみ感じました。
この2本のラムは明日にある新しい会社の箱根ミーティングの夜の宴で1本、その翌日にある友人宅でのパーティーでもう1本を。友人と共にキューバの味を日本で分かち合う事にする。
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日本ではTシャツ等でおなじみのチェ・ゲバラ。
Tシャツでおなじみなどと言ってしまったら失礼である。とはいえチェ・ゲバラの事、そして彼の功績、南米大陸における影響を我々日本人はどれだけ理解しているのだろうか。 軍服、ベレー帽、葉巻、そして二枚目、恥ずかしながら自分もそれほどの知識しかなかった。
2002年にキューバに行った際、街中で見るチェ・ゲバラ肖像やポスターをいたるところで見かけキューバにおける彼の影響に興味を持ち、2004年に公開された「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見た時に彼が革命家になるまでの心境の変化、南米の民にささげる献身的な志を映像の中で見て、その映画に心を動かされた。
キューバ革命の立役者でもあり、キューバだけでなくここ中南米では英雄として今でも若者の憧れでもある彼の功績を知りたい方にはこの本、「チェ・ゲバラ伝」をお勧めします。
ゲバラに関する本は色々ありますが、「ゲバラ日記」とか「モーターサイクル南米旅行記」を読んでみても単調な日記なのであまり彼が何をした人かなどの全体像を把握するのは難しと思います。この本を読めば彼がアルゼンチンに生まれてからボリビアで死ぬまで生き様、人柄そして彼が手紙などで残した彼の”言葉”の数々を知ることができ、また日本人の著者による調査により彼が革命後、キューバ外交の代表として日本へ来た際の記録や、当時の日本の関係者からのコメントなどからもチェの人柄や人間性を知ることができます。
投稿情報: 17:22 カテゴリー: キューバ, 書籍 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
3回目のキューバ訪問が終わろうとしている。今回はあまり観光はせずに地元の人とのふれあいに注力しスペイン語レッスン、サルサレッスンなどを毎日こなした。
1ヶ月近くの滞在だったがあっという間に過ぎてしまった。 今回のキューバ訪問は今まで以上に想い出に残るた旅になった。最終日、多くの友達がお別れパーティをやってくれた。スペイン語の先生に紹介してもらったバイオリニストの友達は自分が日頃言っていた「日本食が食べたい」を覚えていたらしく、知人に作り方を聞いてチャーハンを作ってくれた。厳密にはチャーハンは和食じゃないけど、何より彼女の気持ちに感謝をしたい。そして昨年末にも世話になった悪友ホセの家でもランゴスタ(オマールえび)パーティを開いてくれた。キューバではランゴスタは高級品。こちらもなかなかの味であった。作ってくれたホセのママ、サルサを教えてくれた妹のユリサン。最後空港まで送ってくれた弟のカルロ、そしてなにより夜遊びに付き合ってくれたホセ、皆いい友達である。地球の反対側にできた沢山の友達にお礼を言いたい。
「今まで行った国の中で一番好きな国はどこ?」
こういう会話を友人どうしでよくする事がある。この次から聞かれたら自分はこう答えることにする。
「Cuba !」
またいつの日か人間味あふれたこの島を訪れたい。
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